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社格
「社格〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
社格の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「周防石城山神籠石探検記」より 著者:喜田貞吉
に出るべき機運を造ったものだ。 石城山には延喜式内|石城神社がある。今は郷社の
社格であるので、郡視学たる西原君は郡長に代り奉幣使として当神社祭典の際に参向した....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
峠が古くから交通されていたようだ。 ヒダの一の宮を水無神社という。一の宮だが現
社格は近代まで県社ぐらいの低いものだったらしく、祭神が今もハッキリとしない。神武....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
る飛騨高山地方は当時筑摩県の管下にあったが、水無神社は県社ともちがい、国幣小社の
社格のある関係からも、一切は本省の指令を待たねばならなかった。一方にはまた、かく....
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
て今度は一町村一社の制を厳行して、なるたけ多くの神社を潰すを自治制の美事となし、
社格の如何《いかん》を問わず、また大小と由緒、履歴を問わず、五百円積まば千円、千....