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祓殿
「祓殿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
祓殿の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
神社は正殿、神庫、幣殿、拝殿、着到殿、舞殿、神餐殿、御饌殿、御炊殿、盛殿、斎館、
祓殿、祝詞屋《のつとや》、直殿、宿直所、厩屋、権殿、遙拝所の十八建築なければ設備....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
しき建物がその奥にひと棟。 渡殿《わたどの》、回廊、社務所、額殿《がくでん》、
祓殿《はらいでん》、それに信者だまり、建物の数は七、八つも見えました。内庭にはま....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
て見ると竜之助は、第二の石段をカタリカタリと下駄の音をさせながら、わき目もふらず
祓殿《はらいでん》の方へと下りて行きます。 八 関の宿で悪い....
「法然行伝」より 著者:中里介山
ものにはこの心は無いことだ」 といって賞めた。 それから西仙房は姉小路、白川
祓殿の辻子という処に妹の尼さんが住んでいた。庵の後ろに廂《ひさし》をかけて自分の....