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祝ひ
「祝ひ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
祝ひの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ば千代の例《ため》しに何を引かまし」、俊成《しゅんぜい》「君が代を野べに出でてぞ
祝ひける、初子《はつね》の松の末を遥かに」、げに松は霜雪にも凋《しぼ》まず、千年....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
れどこんなお寺ではなかったわ。きょう、冬から早春にかけてかいた詩をよんでいて、「
祝ひ歌幾日をかけて」という歌をよみかえしていたら、そこに「口紅水仙」の詩のことも....
「西航日録」より 著者:井上円了
の祝宴を開く。余、言文一致体をつづりて、 千万里隔つる旅の外までも今日のよき日を
祝ひけるかな 耶蘇よりも遥かに古き紀元節是れ日の本の名物にぞある 余、欧米の社....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
る。安楽庵策伝の『醒睡笑』は、元和年間に書き上げたという笑話集だが、その中には「
祝ひ過ぎるも異なもの」という題で、そのような例が数多く出ている。 やといへり。 ....