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「祝歌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

祝歌の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
聖寿無極である、というのである。 天皇御不予のことを知らなければ、ただの寿歌、祝歌のように受取れる御歌であるが、繰返し吟誦し奉れば、かく御願い、かく仰せられね....
若草物語」より 著者:オルコットルイーザ・メイ
トをさげ、片手には新らしい譜本を持ち、肩に赤い毛布をまきつけ、口からクリスマスの祝歌を書いた吹流しを出していました。ベスは窓ぎわまでかつがれていき、この雪姫を見....
レモンの花の咲く丘へ」より 著者:国枝史郎
上へお上がりになろうとお進み遊ばした時、集いあつまった諸国の騎士、音楽家の人々や祝歌を歌おうと召し寄せられた小供等の視線は、まじろぎもせずに若様の一身に注がれま....
私本太平記」より 著者:吉川英治
か水のごとき舞の線を描き出している。 延年舞の似セ舞らしい。――ふるえをおびた祝歌の歌詞が、とぎれとぎれ、高氏の耳へ流れこむ。いま、彼の感情で聞けば、怒濤の響....