神亀[語句情報] » 神亀

「神亀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

神亀の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
南方ぜんたいの人間が永く毒類の禍いを逃がれることになりましたのは、一に聖徳、二に神亀の力でございます」 異洞 乾符年中の事、天台の僧が台山の東、臨海県の....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
宰帥大伴旅人が、筑紫太宰府にいて詠んだ五首中の一つである。旅人は六十二、三歳頃(神亀三、四年)太宰帥に任ぜられ、天平二年大納言になって兼官の儘上京し、天平三年六....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
後紀』承和六年九月の条に、 制す。選叙令に帳内・資人は並に八年を以て限りとす。神亀五年の格に、外五位の資人は十年を選となす。自今而後外五位資人の選限は、宜しく....
山の人生」より 著者:柳田国男
奥から召されたものでありましょう。『延喜式』のころまでは如何かと思いますが、現に神亀三年には、召出されたという記録が残っているのであります。 また平野神社の四....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
を得ております。 もう一つ「出雲風土記」にも余戸の説明があります。それには、「神亀四年の編戸による、天平の里」ということが書いてある。神亀というのは奈良の朝、....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
同国余部郷本より地なし」と見えている。「出雲風土記」には、出雲の余戸を解して、「神亀四年の編戸に依る」とあって、天智天皇八年庚午の戸籍にも漏れていたものが、この....