神名帳[語句情報] » 神名帳

「神名帳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

神名帳の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
『新撰字鏡』に、蝮を乃豆知《のづち》と訓《よ》んだ。ほとんど同時に出来た『延喜式神名帳』、加賀に野蛟神社《のづちのやしろ》二所あり。『古事記伝』に拠れば、ノヅチ....
桐生通信」より 著者:坂口安吾
国主のミコトの神社だ。八坂神社ならスサノオのミコトである。この美和神社は平安朝の神名帳にも記載のあるユイショある神社であった。そこで私はチリメンのおそろいをきて....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
ノのヒダの神様にはなかなか位をやらなくて貞観九年にはじめて従五位下をやり、延喜式神名帳では、ヒダは全部でたった八ツの神で、それも全部小ですよ。大社というのが一ツ....
」より 著者:坂口安吾
★ この山中に昔から里人の信仰あつい神社がある。今は県社であるが、大昔の神名帳では大社になっているそうで、この辺の豪族だった国ツ神を祭ったものではないか....
奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
も延喜の「神祇式」には斯波郡内の官社一社が載せられてあるが、これはおそらく古い「神名帳」のままを収録したもので(「延喜神名帳』は他にも往時のまま改めざる証少から....
国栖の名義」より 著者:喜田貞吉
通じて同義となせる如し。続紀『天平神護元年、名草郡大領紀直国栖』と云ふは、紀伊国神名帳『名草郡正一位紀氏栗栖大神』と相因む所あらん、云々。 とある。自分は本居翁....
山の人生」より 著者:柳田国男
、新旧二種族の精神生活は、もはや名残なく融合したものと認められます。『延喜式』の神名帳には、国魂郡魂という類の、神名から明らかに国神に属すと知らるる神々を多く包....