神宝[語句情報] » 神宝

「神宝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

神宝の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
社、(3)皇室の御崇敬ありし神社(行幸、御幸、奉幣、祈願、殿社造営、神封、神領、神宝等の寄進ありし類)、(4)武門、武将、国造、国司、藩主、領主の崇敬ありし社(....
十二支考」より 著者:南方熊楠
サラグラマは仏典に螺石と訳し(『毘奈耶破僧事』十一)一の珍宝としあり、鶴岡八幡宮神宝の弁財天蛇然の自然石なるを錦の袋に入れて内陣にあり(『新編鎌倉志』一)という....
十二支考」より 著者:南方熊楠
人言ったは、今もかの辺には角また耳ある蛇存すというと。『新編鎌倉志』には、江島の神宝蛇角二本長一寸余り、慶長九年|閏《うるう》八月十九日、羽州《うしゅう》秋田常....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
と申すのは、あれは前年わざわざ伊勢へ参られた時に、姨君から授けられた世にも尊い御神宝で、命はいつもそれを錦の袋に納めて、御自身の肌身につけて居られました。私など....
源氏物語」より 著者:紫式部
謝罪も兼ねて、船で住吉へ来た。海岸のほうへ寄って行くと華美な参詣の行列が寄進する神宝を運び続けて来るのが見えた。楽人、十列《とつら》の者もきれいな男を選んであっ....
蛇性の婬 」より 著者:田中貢太郎
を精しく見て驚いた。それは都の大臣殿から熊野権現に奉ったもので、そのころ盗まれた神宝の一つであった。父親は太郎からそれを聞いて、「他よりあらわれなば、この家をも....
周防石城山神籠石探検記」より 著者:喜田貞吉
い。 石城神社に参拝して特別保護建造物たる社殿や木鉾、高麗狗、曲玉、石斧などの神宝・蔵品を一覧し、同行の有志に神籠石に関する卑見を演説して、田布施まで出たのは....