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神式
「神式〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
神式の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「聖アレキセイ寺院の惨劇」より 著者:小栗虫太郎
。多分ルキーンが消し忘れたのだろうが、あれがあったばかりに、ルキーン対イリヤの鳴
神式な色模様を、ラザレフは見ることが出来たのだ。」 法水はニヤニヤ微笑みながら....
「黄鳥の嘆き」より 著者:甲賀三郎
く歩き廻っていた。 七 翌日午後二時、青山斎場で二川重明の
神式による葬儀がしめやかに行われた。 斎主は二川家の相続者たる重武だった。 ....
「旅愁」より 著者:横光利一
んでいった。勿論、式は父の宗旨の真宗にすることにしたが、彼は自分のときならこれも
神式にしたいとひそかに思った。
「わたしはお宅の旦那と、門口でお昼にお目にかかっ....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
くめいちょう》を飾り、棺の周囲に金襴の幕をめぐらしてあるのだった。
仏式七分に
神式三分、神仏まぜこぜの様式……。
玄関の横手に受付ができて、高弟のひとりが、....
「ヤトラカン・サミ博士の椅子」より 著者:牧逸馬
。椅子の背中には、鍋《なべ》、マッチ、米の袋、罐入《かんい》りのカレー粉などが、
神式の供え物かなんぞのように、いつも大げさに揺れていた。これらが、そして、これら....
「豆腐買い」より 著者:岡本かの子
を掻きながら遇う人に結婚を吹聴した。 純粋の日本風でというので結婚式は大神宮の
神式で行われた。白百合の五つ紋の黒紋付できちょうめんに坐ったアンリー。高島田に笄....