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神懸り
「神懸り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
神懸りの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「霊訓」より 著者:浅野和三郎
は理性の批判に堪えないどころか普通の常識にも負くるような、愚劣低級な囈語を以て、
神懸りの産物なりと唱え、大なり、小なり始末に負えぬ特殊部落を作って、神聖なる国土....
「古事記」より 著者:太安万侶
《ひ》きになり、タケシウチの宿禰が祭の庭にいて神の仰せを伺いました。ここに皇后に
神懸りして神樣がお教えなさいましたことは、「西の方に國があります。金銀をはじめ目....
「えぞおばけ列伝」より 著者:作者不詳
町)に蜘蛛と竜蛇を憑神にもつ有名な巫女がいたので,呼んで巫術を行わせると,やがて
神懸りの状態に入って,次のように謡いだした.最初に懸って来たのは蜘蛛の神である.....
「三国志」より 著者:吉川英治
しに来たか」 と、反問した。 皇甫※もニヤリとして、 「どうも、将軍はすこし
神懸りにかかっているようだから、将軍に憑いている邪神を掃い落して上げようと思って....
「アイヌ宗教成立の史的背景」より 著者:知里真志保
際に手に持って拍子を取ったという“レ※ニ(rep-ni)は、もともとシャーマンが
神懸りになるために打ち鳴らす太鼓の桴を意味する語であったことを思えば、このような....