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神授
「神授〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
神授の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
る学者であったが、就中《なかんずく》ハネフィヤの学識は古今に卓絶し、人皆称して「
神授の才」といった。学敵シャフェイをして「彼の学識は学んで及ぶべきにあらず」と嘆....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
が、ここへ来る途中で捨てられました」 宗は憐れんで彼を養うことにして、その名を
神授と呼ばせた。
神授は見た通りの賢い生まれつきで、書物を読めばすぐに記憶するばか....
「二都物語」より 著者:佐々木直次郎
の二人と、不器量な顔と美しい顔をしたあのもう二人とは、すこぶる堂々と歩み、彼等の
神授の王権を傲然と携えて行った。こういう風にして、一千七百七十五年は、その王者た....
「アイヌ神謡集」より 著者:作者不詳
の着物に帯を束ね,六枚の着物を 羽織って,りっぱな神の冠,先祖の冠を 頭に冠り,
神授の剣を腰に佩き 神の様に美しい様子で手を高くさし上げ 礼拝をしている.人間た....
「山の人生」より 著者:柳田国男
たはずである。察するところ本来この不可思議の財宝は、むしろ不可思議な童子に伴うて
神授せらるべきものであったのを、人が忘却してこれを顧みぬようになってから、山中の....