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「神智〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

神智の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
悟浄出世」より 著者:中島敦
は禁物であるということについて」 女※氏は、自分のかつて識《し》っていた、ある神智を有する魔物のことを話した。その魔物は、上は星辰《せいしん》の運行から、下は....
十二支考」より 著者:南方熊楠
人もその后の言を疑わなんだのだ。後年アレキサンダー大王遠征の途次、アララット山に神智広大能く未来を言い中《あ》つる大仙ありと聞き、自ら訪れて「汝に希有《けう》の....
十二支考」より 著者:南方熊楠
士怒って、爾今《じこん》、羅摩、庸人《ようじん》になれと詛う。それより羅摩生来の神智を喪う。その後ほどなく父王の第四妃その生むところの子を王に嗣《つ》ぎ立てしめ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
睡人の伴れた犬ラキムは前肢で洞口を塞《ふさ》いでこれまた沈睡したが、人も犬も睡中神智を多く得てラキムは世界無類の智犬となった。西暦四五〇年テオドシウス若帝の治世....
安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
れが何犬の協会の御発案か知らんが、どうも智脳の程度が犬に似ているのじゃないか、精神智脳鑑定を要する問題であろうなぞと疑わざるを得んですな。 なるほど、競馬をは....
三国志」より 著者:吉川英治
ある」と、一場の兵法講義にも似た打ち明けばなしを聞かせた。 諸将はみな、丞相の神智測るべからずと、三嘆して拝服した。孔明は翌日、陣中の檻房から、孟獲、祝融夫人....