神送り[語句情報] »
神送り
「神送り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
神送りの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「水の女」より 著者:折口信夫
逐わるべきものとなった。春祭りの「春田打ち」の繰り返しのような行事が、だんだん疫
神送りのような形になった。 七夕祭りの内容を小別けしてみると、鎮花祭の後すぐに....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
。こういう色をしたものは他の餅類には無いからである。これをこしらえるのは旧十月の
神送り、冬春両度の山の神祭の時などで、家々の楽しみだけには作るということもないが....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
散らすおどしの声、ホンヤラも後から駆り立てる声だったとみえて、二月・十二月の風の
神送りなどにも、こういう囃しを用いている例がある。ただ正月の雪の中では、まだ駆逐....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
類似が出て来るとよいのだが、愛知県の東部、三河の南設楽郡のうちには、九月|晦日の
神送りの宵を、田の
神送りと呼んでいる村がある。それから東に来て静岡市のまわりでも....