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神饌
「神饌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
神饌の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
を「青山さん」と呼ぶほどの親しみを見せるようになった。里宮参籠記念のお札、それに
神饌の白米なぞを用意して来て、それを部屋の床の間に置いた。 「これは馬籠へお持ち....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
で来た。御嶽山麓の禰宜の家から彼がもらい受けて来た里宮|参籠記念のお札、それから
神饌の白米なぞは父吉左衛門をよろこばせた。 留守中に届いた友人香蔵からの手紙が....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ください」 土蔵の中が明るくなると、アコ長は、 「ねえ、藤右衛門さん、今度の御
神饌《ごしんせん》に生烏賊《なまいか》があがりましたろう」 「さようでございます....
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
に生じた捕虜などというような場合も想像せられ、現に征夷によって得た蝦夷の捕虜を、
神饌として神社に寄付し、或いは奴隷として公卿に賜わったという実例もあった。されば....