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「神鬼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

神鬼の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
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十二支考」より 著者:南方熊楠
では臘月に祭ったと見えて、明の劉若愚の『四朝宮史酌中志』二十辞旧歳の式に〈室内福神鬼刹鍾馗等の画を懸掛す〉とある、年末窮鬼を駈る意で鍾馗は漢代臘を以て神荼欝塁兄....
十二支考」より 著者:南方熊楠
男だ。その席に要離《ようり》なる者あって、勇士とは日と戦うに表《かげ》を移さず、神鬼と戦うに踵《きびす》を旋《めぐ》らさずと聞くに、汝は神に馬を取られ、また片目....
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
あった。張先生は仆れたままで再び生きなかった。(同上) 両面銭 南方では神鬼をたっとぶ習慣がある。狄青が儂智高を征伐する時、大兵が桂林の南に出ると、路ば....
十二支考」より 著者:南方熊楠
古く既に『左伝』にあったと記憶す。かく同姓婚を忌んだ余勢は、延《ひ》いて大いに、神鬼霊怪の物が婦女に孕ませた子は、非凡の器となるてふ考えを助勢し、それまた余勢で....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
の名をよろこびました。事実、山と谷との権威者である、このお爺さんが同行すれば、山神鬼童も三舎を避けるに違いないと思われます。 そうでなくてさえも、品右衛門爺さ....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
菩薩、声聞の衆といましければ 比丘、比丘尼、憂婆塞、憂婆夷 一切諸天の人民 龍神鬼神など 法を聴かんとして来り集まり 一心に宝座を囲繞し またたきもせで尊顔を....