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「祟る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

祟るの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
白蛇の死」より 著者:海野十三
な言葉を浴びせたに始まる。 「喜多公、よく覚えて置けよ。殺された女の恨みは七生|祟るっていうからな」 「何んですねえ、親分。冗談じゃねえ」 「なに! 女房が殺さ....
蠅男」より 著者:海野十三
鍵もなんにもない。頼むは二本の腕と、そして頭脳の力があるばかりだった。思えば何と祟るどてらなんだろう。もうこれからは、寝る間だってキチンと背広を着ていなきゃ駄目....
錦染滝白糸」より 著者:泉鏡花
え、顔色かわる)おそのさん、その庖丁は借ません。 その ええ。 撫子 出刃は私に祟るんです。早く、しまって下さいな。 その 何でございますか、田舎もので、飛んだ....
草迷宮」より 著者:泉鏡花
えないではありませんか。 驚きました。これにゃ、皆が貴僧、茶釜の中へ紛れ込んで祟るとか俗に言う、あの蜥蜴の尻尾の切れたのが、行方知れずになったより余程厭な紛失....
歌行灯」より 著者:泉鏡花
って、傲慢な奴だけに、ぴしりと、もろい折方、憤死してしまったんだ。七代まで流儀に祟る、と手探りでにじり書した遺書を残してな。死んだのは鼓ヶ嶽の裾だった。あの広場....
神鷺之巻」より 著者:泉鏡花
埒を働いてから十五年。四十を越えて、それまでは内々恐れて、黙っていたのだが、――祟るものか、この通り、と鼻をさして、何の罰が当るかい。――舌も引かぬに、天井から....
黒百合」より 著者:泉鏡花
で、俯向いて見る見る失望の色を顕した。思わず嘆息をして口惜しそうに、 「どこまで祟るんだな、獣め。」 五十八 少年を載せた巌は枝に留まった梟のよ....
水鬼」より 著者:岡本綺堂
、わたくしはどうも気になってなりません。幽霊藻が女の肌に触れると、きっとその女に祟るということを考えると、おそろしいような悲しいような……。いっそ早くそれを母や....
西瓜」より 著者:岡本綺堂
末で、ここの家では娘に婿を取ると同時に、その畑をつぶしてしまった。それでも西瓜が祟るとみえて、その婿も出先で西瓜を食って死んだので、又左衛門の家は結局西瓜のため....
」より 著者:岡本綺堂
みまわして、弥三郎はあざ笑った。 「はは、みんな気味が悪いのか。こんな大きな奴は祟るかも知れないからな。おれは今までに蛇を食ったこともある、蛙を食ったこともある....
有喜世新聞の話」より 著者:岡本綺堂
警察でもこの事件の真相をとらえるのに苦しんだ。 「お筆という女はどうしてそんなに祟るんでしょう。」と溝口の細君はくやしそうに罵った。「ほんとうに飛んでもない悪魔....
丹那山の怪」より 著者:江見水蔭
思議なのは、ここでも又前夜と同じ様に、高島田の娘の夢を見た。すると山田の家にのみ祟るとは思えなかった。 「何か拙者に訴えるところでもあるのなら、遠慮なく申せ。聞....
式部小路」より 著者:泉鏡花
、お賤というのは洲崎で引手茶屋をしていたんで、行燈組でね、ことにお嬢さんには火が祟る、とかいっていたんだから、あの陽気家を説き伏せて、残燈は行燈と取極めたんでさ....
註文帳」より 著者:泉鏡花
、いつでもこうさ。 一体十九日の紛失一件は、どうも廓にこだわってるに違えねえ。祟るのは妓衆なんだからね、少姐なんざ、遊女じゃあなし、しかも廓内に居るんじゃあね....
画工と幽霊」より 著者:岡本綺堂
す噺。そう聞いては猶々聞逃す訳には往かぬ、私は猶も畳かけて、「それじゃア其の窓が祟るのだね」相手は笑って、「真逆そういう訳でもありますまいよ、併し其の若様が変死....