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「祥雲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

祥雲の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
池袋丸山千六百五番地に徙された。池袋停車場の西十町ばかりで、府立師範学校の西北、祥雲寺の隣である。わたくしは洞雲寺の移転地を尋ねて得ず、これを大槻文彦さんに問う....
酒渇記」より 著者:佐藤垢石
、百三十文位の値段の酒を用いたのであろう。 茨木春朔の墓は、小石川戸崎町瑞鳳山祥雲寺にあり、正面に不動の立像を刻し、左に法名は酒徳院酔翁樽枕居士。左に辞世の二....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
ねだりして拝領して、今は同寺の宝物になっているそうであります。田中栄次郎氏、号を祥雲といいました。奇行|湧くが如き人で、頤はずしの名人でありました。……あごはず....
日和下駄」より 著者:永井荷風
るいはまた麻布広尾橋《あざぶひろおばし》の袂《たもと》より一本道の端《はず》れに祥雲寺《しょううんじ》の門を見る如き、あるいは芝大門《しばだいもん》の辺《へん》....