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祭官
「祭官〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
祭官の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自由画稿」より 著者:寺田寅彦
な過程であると言わなければならない。 そうだとすると、昔の主権者為政者のもとに
祭官、巫術《ふじゅつ》師らの行なった仕事の一部は今日では彼らの後裔《こうえい》の....
「悲しめる心」より 著者:宮本百合子
冷かに安らけく横わって居る事が出来るだろう。 棺前の祭は初められた。 白衣の
祭官二人は二親の家を、同胞の家を出て行こうとする霊に優い真心のあふれる祭詞を奉り....
「三国志」より 著者:吉川英治
南屏山にいたり、地形を見さだめて、工事の督励にかかる。 士卒五百人は壇を築き、
祭官百二十人は古式にのっとって準備をすすめる。東南の方には赤土を盛って方円二十四....
「三国志」より 著者:吉川英治
師君の張魯をめぐって、治頭、大祭酒などという道者がひかえ、その下に鬼卒とよぶ
祭官が何百人とある。 不具、病人などが、祈祷をたのむと、 「懺悔せよ」と、暗室....