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祭酒
「祭酒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
祭酒の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
る。「あ、ありゃ亀さんだよ、まァ」と可笑しざかりのお島がくつ/\笑う。今日自家の
祭酒に酔うた仁左衛門さんが、明日は隣字の芝居で、透綾の羽織でも引被け、寸志の紙包....
「封三娘」より 著者:田中貢太郎
范十一娘は※城の
祭酒の女であった。小さな時からきれいで、雅致のある姿をしていた。両親はそれをひど....
「三国志」より 著者:吉川英治
て、満寵が抜擢された。 荀※は、侍中尚書令。 荀攸は軍師に。 郭嘉は、司馬
祭酒に。 劉曄は、司空曹掾に。 催督は、銭料使に。 夏侯惇、夏侯淵、曹仁、....
「三国志」より 著者:吉川英治
米をかついで礼拝に来る者が、廟門に市をなした。 師君の張魯をめぐって、治頭、大
祭酒などという道者がひかえ、その下に鬼卒とよぶ祭官が何百人とある。 不具、病人....
「三国志」より 著者:吉川英治
の犬に降らんや」 と、大軍の中へ駈け入って、華々しく玉砕を遂げた。 また蜀の
祭酒程畿は、身辺わずか十数騎に討ち減らされ、この上は、舟手の味方に合して戦おうと....