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禀性
「禀性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
禀性の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「学生と教養」より 著者:倉田百三
もなおさずカントの至完善の要請であったのである。人間の倫理的養成がいかにわれらの
禀性に本具しているかはこれでも思いあたるのである。その青春時代学芸と教養とに発足....
「遺書に就て」より 著者:渡辺温
れた。 小野は画室に入ってからもだらしなく泣き続けていたに違いない。 卑屈な
禀性や、すたれた才能や、いかさま生活や……いろんな自己嫌悪がむらがって来る。そこ....