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「禁園〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

禁園の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
内部に、われわれは既に一瞥《いちべつ》を与えた。それは実に閉ざされたる庭である。禁園である。この不思議な場所のことを、詳細にしかも敬意をもって、少なくとも敬意と....
三国志」より 著者:吉川英治
しよう 前世の因縁、しかたがない 徐州城内の、北苑、呂布の家族や女たちのみいる禁園であった。十四ばかりの少女が、芙蓉の花を折りながら歌っている。歌に甘えて、そ....
三国志」より 著者:吉川英治
絶対だった。世はまさに逆しまである。鎧うた御林の兵(近衛軍)は大将の※慮を先頭に禁園犯すべからざる所まで、無造作になだれこんで行った。 折ふし、帝は外殿に出御....