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禁苑
「禁苑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
禁苑の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
、西なる京へ君はしも、御夢ならでは御幸なく、比叡の朝は霞む共、鴨の夕風涼しくも、
禁苑の月|冴ゆとても、鞍馬の山に雪降るも、御所の猿辻猿の頬に朝日は照れど、烏啼く....
「三国志」より 著者:吉川英治
声で、百官に万歳を唱えさせた。 百官の拝礼が終って、 「新帝万歳」の声が、喪の
禁苑をゆるがすと共に、御林軍(近衛兵)を指揮する袁紹は、 「次には、陰謀の首魁|....
「三国志」より 著者:吉川英治
は必定だ。誓っていう! 天下の乱兆は、さらに、曹操が生きてゆくほど大になろう!」
禁苑の禽は啼いても、帝はお笑いにならない。 簾前に花は咲いても、帝のお唇は憂い....