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「禁遏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

禁遏の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
魔法修行者」より 著者:幸田露伴
く者は誰しも享楽主義になりたがるこの不穏な世に大自由の出来る身を以て、淫欲までを禁遏したのは恐ろしい信仰心の凝固りであった。そして畏るべき鉄のような厳冷な態度で....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
例である。徳川時代には幕府の勢力はなはだ旺盛で、諸侯の間にかかる関係の生ずるのを禁遏《きんあつ》しておったけれど、それでもこの種のことが絶無であったとはいえない....