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「禅定門〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

禅定門の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
に一宇を建立して、万福寺と名づけたのも、これまた同じ人であった。万福寺殿昌屋常久禅定門、俗名青山次郎左衛門、隠居しての名を道斎と呼んだ人が、自分で建立した寺の墓....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
は半蔵に言って見せる。それは万福寺を建立した青山|道斎の形見だ。万福寺殿昌屋常久禅定門の文字が深く刻まれてある古い墓石だ。いつ来て見ても先祖は同じように、長いと....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
、万福寺を建立したりしたという青山の先祖は、その生涯にふさわしい万福寺殿昌屋常久禅定門の戒名で、位牌堂の中央に高く光っているのも目につく。黒くうるしを塗った大小....
巷説享保図絵」より 著者:林不忘
《こんごうじでん》鎌倉右府将軍《かまくらうふしょうぐん》実朝公《さねともこう》大禅定門《だいぜんじょうもん》と大きく一行に彫ってあった。 その実朝公の碑のまえ....