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「禅房〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

禅房の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
説明して聞かせました。 「御承知でもござろうが、この宝蔵院流槍の開祖は、当院の覚禅房法印胤栄《かくぜんぼうほういんいんえい》と申して、もとは中御門《なかみかど》....
法然行伝」より 著者:中里介山
き二十日の日のことであった。 都へ入ってからの法然は、慈鎮和尚の計らいで大谷の禅房に住いをすることになった。はじめて都へ来た時に供養をのべんとして群参の者その....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
売でない。商売というならば宗教が本職で、槍術は内職とでもいおうか、先代の住持、覚禅房胤栄という人が、小柳生の城主柳生|宗厳のところへ出入りしたり、また宗厳の交わ....
親鸞聖人について」より 著者:吉川英治
らず、吉水禅寺の法然上人をたずねて、自分のもだえと、それからあれとを訴えて吉水の禅房にはいった。そういうあれを、契機をつかんだら、僕たちだったらすぐ女房をもらっ....