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「禅那〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

禅那の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
茶の本」より 著者:岡倉覚三
意を向けてみると、それは道教の教えを強調していることがわかるであろう。禅は梵語の禅那(Dhyana)から出た名であってその意味は静慮である。精進静慮することによ....
茶の本」より 著者:岡倉由三郎
知られるとおり、茶の会に関する種々の閑談やら感想やらを媒介として人道を語り老荘と禅那とを説き、ひいては芸術の鑑賞にも及んだもので、バターの国土の民をして、紅茶の....
私本太平記」より 著者:吉川英治
し、香を拈じ、経文一巻をよみあげる。そのあとも、氷のような床の冷えもわすれきって禅那の黙想をつづけるのだった。この修行は彼としてはすでに久しいもので、いま始まっ....