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福建省
「福建省〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
福建省の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
よ」 と、リット少将は額の汗をふきながら、やさしく中国服の少女にいった。梨花は
福建省生れの美しい少女で、少将の大のお気に入りの女給仕だ。 「では、ここに――」....
「探偵夜話」より 著者:岡本綺堂
「御承知の通り、この土地には支那人が十七八万人も移住しています。その三分の一は
福建省の人間です。」と、安井君は説明した。「梁福もやはりその地方の生まれで、以前....
「銅銭会事変」より 著者:国枝史郎
奉行曲淵甲斐守であった。銅銭会縁起録が開かれたまま、膝の上に乗っていた。 「往昔
福建省福州府、浦田県九連山山中に、少林寺と称する大寺あり。堂塔|伽藍樹間に聳え、....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
う》博士の『改訂増補日本博物学年表』に出ている。 元来馬鈴薯というものは中国の
福建省中の一地方に産する一植物の名で、それが『松溪県志《しょうけいけんし》』(松....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
仙童、胡国人軍法力、瞻波国人善聴、その他を合わせてすべて二十四人であった。泉州は
福建省に、台州・衢州は浙江省に、竇州・藤州は広西省にある。胡国は西域の汎称に用い....