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福江
「福江〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
福江の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一兵卒」より 著者:田山花袋
しい顔と軍隊手帖を読むために卓上の蝋燭に近く歩み寄ったさまが映った。三河国渥美郡
福江村加藤平作……と読む声が続いて聞こえた。故郷のさまが今一度その眼前に浮かぶ。....
「金狼」より 著者:久生十蘭
、世間を孜々としてこの婦人から学びとった。葵は十八歳の秋に家をすてた。五島列島の
福江島へゆき、そこの、加特力《カトリック》信者の漁師の家に隠れた。(これは家庭教....
「若き日の思い出」より 著者:牧野富太郎
ったことがあった。 今からだいぶ前のことであるが肥前の五島列島中の最西端にある
福江島《ふくえじま》へ単身で行ったことがある。それはその島の西端荒川村の玉ノ浦に....