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私徳
「私徳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
私徳の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
の教えにおいてはあるいは経済の法と相|戻《もと》るがごときものあり。けだし一身の
私徳は悉皆《しっかい》天下の経済にさし響くものにあらず、見ず知らずの乞食に銭を投....
「日本男子論」より 著者:福沢諭吉
的とする所、ややもすれば自身に切《せつ》ならずして他に関係するものの如し。一身の
私徳を後《のち》にして、交際上の公徳を先にするものの如し。即ち家に居《お》るの徳....
「読倫理教科書」より 著者:福沢諭吉
なお遺憾なきを得ず。 そもそも本書全面の立言は、人生戸外の公徳を主として、家内
私徳の事には深く論及するところを見ず。然るに鄙見《ひけん》はまったくこれに反し、....