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「私案〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

私案の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
比較言語学における統計的研究法の可能性について」より 著者:寺田寅彦
があればそれは不敏のいたすところである。このはなはだ僭越と考えらるべき門外漢の一私案が、もし専門学者にとってなんらかの参考ともならば、著者としての喜びはこれに過....
ふしぎ国探検」より 著者:海野十三
なんですか」 「蠅の考えていること、人類にとってはなかなか深刻あります。これから私案内するところは、蠅が作り、そして蠅が演《えん》ずるテレビジョン劇であります。....
岩波茂雄宛書簡」より 著者:野呂栄太郎
さて、「日本資本主義発達史講座」の件に関し、昨日編輯会議を開き、先日差上げたる私案及び貴店編輯部案を参酌《さんしゃく》して大体のことを決定|仕《つかまつ》り候....
政治に関する随想」より 著者:伊丹万作
み、真に優秀な、そして私欲のない代議士を得ることができると信ずる。 右のような私案は、現在の過程においてはおそらく一片の理想論として、何人からも顧られることが....
建国の事情と万世一系の思想」より 著者:津田左右吉
ていない、ということがその一つの理由である。従って次に述べるところは、わたくしの私案に過ぎないということを、読者はあらかじめ知っておかれたい。ただわたくしとして....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
設立した宮崎正義氏に、「日満経済財政研究会」を作ってもらい、まず試みに前に述べた私案に基づき日本経済建設の立案をお願いしたのである。誠に無理な要求であり、立案の....