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私訴
「私訴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
私訴の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
が起訴されて予審が有罪と決すると、その刑事記録を証拠として、支倉を対手取り二つの
私訴が提起された。 一つは例の聖書会社からで盗まれた聖書価格約七千円の損害賠償....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
訴訟と同一であった。英国の中世には、この規則が行われておって、ことに殺人に関する
私訴(Appeal of Murder)が最も著名であった。しかもこの古風な訴訟....
「丹那山の怪」より 著者:江見水蔭
髪の結びもみだれて、陰気この上もない挙動なのであった。何か村方の秘事について密告
私訴するつもりではなかろうか。そういう風にも取れたのであった。 スーッと微かに....