秋分[語句情報] » 秋分

「秋分〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

秋分の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
における太陽の高度や世界の回転軸の位置を定め、また正午における陰影の長さから春分秋分の季節を定めるために使われた。メソポタミアの都市の廃墟で水晶のレンズが発見さ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
み、雨を祀るには燕を用う、水患を鎮むるには鉄を用う、『説文』に竜春分に天に登り、秋分に淵に入る〉。 支那に劣らずインドまた古来竜を神視し、ある意味においてこれ....
死者の書」より 著者:折口信夫
魂をとり戻されたのか、と瞻りながら、はらはらして居る乳母であった。唯、郎女は復、秋分の日の近づいて来て居ることを、心にと言うよりは、身の内に、そくそくと感じ初め....
『尚書』の高等批評」より 著者:白鳥庫吉
を南交にやりて星火の中するを以て夏至を定め、和仲を昧谷におきて星虚の中するを以て秋分とし、和叔を朔方にをらしめて星昴の中するを以て冬至を定めしめしとあり。この觀....
歳時記新註」より 著者:寺田寅彦
ものであろう。(明治四十一年九月二十五日『東京朝日新聞』) 五秋分 昨日まで北半球の上に照っていた太陽がまさに南半球へ越えんとして丁度赤道の....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
属である。秋の彼岸の後に刈り取って、麻と同じように皮を剥ぎ糸に引くので、木曾では秋分前には山の神の祟があるからと謂って採りに行かなかった。同じ草が木曾の山村のみ....