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「秋宵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

秋宵の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
長崎の印象」より 著者:宮本百合子
に向って投げかけた。海上から、人の世の温情を感じつつその瞬きを眺めた心持、また、秋宵この胸欄に倚って、夜を貫く一道の光の末に、或は生還を期し難い故山の風物と人と....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
す。夜に入りて天ようやくはれ、一輪の秋月北天に懸かる。詩思おのずから動く。 雨過秋宵露気寒、家書不、飽見北天光一団。 (雨一過して秋の宵に露の気配も寒々しく、家....