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秋思
「秋思〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
秋思の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
と恨みが述べてあった。当の斎院には、 かけまくも畏《かしこ》けれどもそのかみの
秋思ほゆる木綿襷《ゆふだすき》かな 昔を今にしたいと思いましてもしかたのないこ....
「郷愁の詩人 与謝蕪村」より 著者:萩原朔太郎
人の顔にも、生活の寂しさが暗く漂っているのである。宇宙万象の秋、人の心に食い込む
秋思の傷みを咏《えい》じ尽《つく》して遺憾なく、かの芭蕉の名句「秋ふかき隣《とな....
「二十歳のエチュード」より 著者:原口統三
にも爽《さわ》やかに歌ってのける。 送爾于路。銜觴無欣。――陶淵明―― 鸚鵡含
秋思。聰明憶別離。――杜甫―― 桃花流水沓然去。別有天地非人間。――李白―― ....