秋色桜[語句情報] » 秋色桜

「秋色桜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

秋色桜の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
桜花を詠める句」より 著者:杉田久女
くらの国の女流俳人はこの花をいかに観じ、いかにたたえているであろうか? 名高い秋色桜の事をおもいうかべつつ、私は興味をもって、古今の俳書から少しばかり花の句を....
白花の朝顔」より 著者:泉鏡花
れるほどなれば、桜の枝も、墨絵のなかに蕾を含んで薄紅い。 「そこから見えますか、秋色桜。」 「暗うて、よう見えへんけど……先度昼来ておそわった事があるよって、ど....
日和下駄」より 著者:永井荷風
を愛するもの決してこれを閑却《かんきゃく》する訳には行《ゆ》くまい。桜には上野の秋色桜《しゅうしきざくら》、平川天神《ひらかわてんじん》の鬱金《うこん》の桜《さ....