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秋陰
「秋陰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
秋陰の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
この岩なりき。その時は春晴うらうらと、浅碧の空に雲なく、海は鏡よりも光りき。今は
秋陰|暗として、空に異形の雲満ち、海はわが坐す岩の下まで満々とたたえて、そのすご....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
を聞く時はすなわち※※《こくそく》す。羊の色は白く、雑色ありといえども白が多し、
秋陰の殺気に近きが故に死を聞く時はすなわち懼《おそ》れず。およそ草木|牛※《ぎゅ....