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「科学批判〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

科学批判の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
科学論」より 著者:戸坂潤
だったのである。つまり科学の社会階級性を抜きにして科学を批評し得ると考えるような科学批判は、科学の「哲学的」批判ではなかったということである。 さて、以上科学....
イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
。どれが数学の正しい「方法」であるかは、そこで初めて明らかになる。 批判主義の科学批判に於ける方法との相乗積、だと云って好い。――批判主義は科学の方法を併し、....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
ンによって理論的となった――である。科学のこの現状を文明批評的に云い当て、それを科学批判的に根拠づけたことが、カントをあれほど有名にもし価値あるものにもしたので....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
ズムが、殊に進歩的大衆によって、異常な関心を持たれてきたのは、実は、それが科学の科学批判であり、科学論であり、世界観の問題であり、思想であるからだ。思想は、実践....
最近日本の科学論」より 著者:戸坂潤
術的尊敬を払われたとは云い難い。ましてプロレタリア・イデオロギーの系統にぞくする科学批判が、ブルジョア大学其の他のアカデミーを中心とする自然科学者達を、いたく刺....
哲学入門」より 著者:三木清
科学の前提となっているものを究め、その根拠を明かにするのが哲学である。即ち哲学は科学批判に従事するのである。批判というのはそのものの拠って立つ根拠を明かにし、そ....
科学批判の課題」より 著者:三木清
礎づけの仕事に従事すべきであろう。否、かくのごときカント的なる課題、すなわち社会科学批判の課題はまさに現実に課せられているのである。それは先きに掲げたベーコン的....