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秘勅
「秘勅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
秘勅の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
将軍――董承であった。 功臣閣の秘宮を閉じて、帝御みずからの血をもって書かれた
秘勅をうけてから日夜、肝胆をくだいて、 「いかにして、曹操をころすべきか。どうし....
「三国志」より 著者:吉川英治
、胸中の埋み火は、たちまち、理性の灰を除いてしまった。きびしい監視の眼をしのんで
秘勅の一文をしたためられた。 これを穆順という一朝臣にあずけて、そっと、伏皇后....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
四月においては、次のごとく明白、と記述していた。 すなわち、宮中深きところに、
秘勅の壇を構え、昼夜、護摩を焚き、あぶら汗もりんりと、顔も焔にして、誦経、振鈴の....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
―俊基は、その光景を思いながら、しいて心に嘲笑をたたえた。しかしまた、咄嗟には、
秘勅の書を、どう処理するかに、はたと迷った。 「ここには、灯もない。灰とすべき火....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
のないわけではない。 ――こう観てくると。 時の後醍醐が、この九州菊池党へ、
秘勅をくだして、早くから筑紫無二のお味方と恃まれたのも、決して偶然なことではない....