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「秘図〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

秘図の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
丹下左膳」より 著者:林不忘
の大財産の所在《ありか》を示す古い地図が、はいっているはず。 そして。 その秘図一つに、いまや柳生一藩の生命がかかり、また、いつの世も変わらぬ我欲妄念《がよ....
丹下左膳」より 著者:林不忘
よって初めてこけ猿の秘密が知れたのだ。こけ猿さえ見つけだせば、その中に隠してある秘図によって、先祖のうずめた財産を掘りだし、伊賀の柳生は今までの貧乏を一時にけし....
私本太平記」より 著者:吉川英治
千早のうちへも、べつな一ト役をおびているんだ。――その上によ、寄手に渡る水ノ手の秘図を、以前の仲間の者から手に入れましたと、正成へ届けてやってみろ。どんなに頼も....
私本太平記」より 著者:吉川英治
をいただくとは、てまえも飛んだ面目でございました」 「が大蔵。敵にとっては大事な秘図、味方にとっては致命的なものだ。どうしてこれが、きさまの手になど入ったのか」....