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秘巻
「秘巻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
秘巻の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
、繰返しての仰せ、それを何ぞや、この場にて、門下とは申せ、言わば列外の雪之丞に、
秘巻拝見をさし許されるとは、あまりと申せば、理不尽なおなされ方――この門倉平馬、....
「鵞湖仙人」より 著者:国枝史郎
「拙者、退治て進ぜよう」正雪は復も膝を進めた。 「いかがでござろう、褒美として、
秘巻はお譲り下さるまいか」 老人はじっと考え込んだ。それから徐ろに口をひらいた....