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秘符
「秘符〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
秘符の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「伯爵の釵」より 著者:泉鏡花
、贈主なる貴公子の面影さえ浮ぶ、伯爵の鸚鵡を何としょう。 霊廟の土の瘧を落し、
秘符の威徳の鬼を追うよう、たちどころに坊主の虫歯を癒したはさることながら、路々も....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
れる運命とはなったのだった。
一あって用をなさず、二|合《がっ》してはじめて一
秘符となる古文書を、中央からやぶいて二片|一番《つがい》としたさえあるに、しかも....