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「秘録〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

秘録の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
き出すと、 「紋章学※」と検事は呆れたように叫んだ。 「ウン、寺門義道の『紋章学秘録』さ。もう稀覯本になっているんだがね。ところで君は、こういう奇妙な紋章を今ま....
暗黒公使」より 著者:夢野久作
「暗黒公使」なるものはどんな種類の人間でどんな仕事をするものかというような事実を、如実に説明した発表は、この秘録以外に余り聞かないようである。又そんな事実を自由に発表し得る立場に居る人物も....
断層顔」より 著者:海野十三
条件をうまく整理すれば、そんなに無価値ではなくなる。まあ、行こうや」 記録秘録 桝形探険隊事務所では、帆村たちを、防弾天井越しに青空の見える円天井広間へ....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
書館建設運動・等一連の図書館に対する関心。それから、高野長英蘭語遺稿の翻訳・清朝秘録の出版・モラエス遺著の翻訳・西源院本太平記の刊行・聖徳太子憲法のドイツ語翻訳....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
刑法概論』島田 『刑法基礎理論』島田 『国際外交録』 中央公論 ※『日本外交秘録』 ※『わが七十年を語る』林権助 『世界経済問題研究』 ※『日本資本主義発....
ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
るクリストフは、論客としてのりっぱな手腕と、それよりさらに価値ある宮廷に関する小秘録とを、「主義」のために役だててくれることと考えていたのである。彼はわざとらし....
銅銭会事変」より 著者:国枝史郎
戸一帯を修羅場とし、奇怪な捕り物が行われた。 歴史の表には記されてないが、柳営秘録には相当詳しく記されてあるに相違ない、この捕り物があったがため幕府の政治が一....
妖怪学」より 著者:井上円了
るときは洪水あるの兆しとし、低き枝に作るときは大風あるの兆しとすという。 『商家秘録』中に、 四月三日、五月五日の天気よしあしをもって年の豊凶を知れ 柳の栄ゆる....
獅子舞雑考」より 著者:中山太郎
柳田先生の所説を引用していらるるので、こう言うても差支えないと思う。 〔註三〕関秘録(随筆大観本)巻八。 〔註四〕古河古松軒の四神地名録。 〔註五〕新編武蔵風土....