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「秦嶺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

秦嶺の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
姉川合戦」より 著者:菊池寛
来名誉の士だ。茶室で信長に殺されかけたのを、床の間にかかっている韓退之の詩『雲横秦嶺』を読んで命を助かった文武兼備の豪傑である。 戦い果てて後、信長、稲葉の功....
黒百合」より 著者:泉鏡花
で、目を※って押黙る。 その時、花屋の奥で、凜として澄んで、うら悲しく、 雲横秦嶺家何在 雪擁藍関馬不前 と、韓湘が道術をもって牡丹花の中に金字で顕したとい....
三国志」より 著者:吉川英治
……?」 「ここと長安の間は、長駆すれば十日で達する距離です。もしお許しあれば、秦嶺を越え、子午谷を渡り、虚を衝いて、敵を混乱に陥れ、彼の糧食を焼き払いましょう....