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「秦野〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

秦野の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
菜の花」より 著者:小島烏水
とがある、中にも私の好む菜の花の場所は、相模大山の麓、今は烟草の産地として名高い秦野付近で、到るところ黄の波を列ねていた――併し此頃往って見たら、それも大方桑畑....
柿の種」より 著者:寺田寅彦
た自分を見いだす。(昭和五年九月、渋柿) (はがき)昨日は、朝、急に思い立ち、秦野の南方に、関東地震の際の山崩れのために生じた池、「震生湖」というのを見物およ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
向いまして上《うえ》さんと、今度はじめてのお目通りでござんす、自分は相州足柄|上秦野《かみはたの》の仁造《にぞう》の一家、唐駒《からこま》の若い者市助と発し……....
正雪の遺書」より 著者:国枝史郎
打ちにする牧野兵庫――紀伊家のご家臣でございます。降雨晴天自由自在、天文に秀でた秦野式部……これらは分けても、党中にあっても異色のある者達でございます。この他奥....