秩然[語句情報] »
秩然
「秩然〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
秩然の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「浮雲」より 著者:二葉亭四迷
その証拠には手擦《てず》れていて古色|蒼然《そうぜん》たり。だが自《おのずか》ら
秩然と取旁付《とりかたづい》ている。 高い男は徐《しず》かに和服に着替え、脱棄....
「西航日録」より 著者:井上円了
。ただし、他国人を擯斥しあるいは軽蔑するの風の見えざるは、ひとり称すべし。市街の
秩然たる、物価の不廉なる点は米国に類す。要するに欧州中、諸般の上に格別の特色を有....