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「稀書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

稀書の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
・アクアチリウム・ヒストリアエ・パルス・アルテラ》』(一五五五年版)を求めたが、稀書で手に入らず、しかし幸いに一六〇四年版ゲスネルの『動物誌《ヒストリア・アニマ....
わが寄席青春録」より 著者:正岡容
杯にありつくなんてこともあれば、温厚な人格者たる某大阪文化研究者の書庫から愛蔵の稀書を借り出して売り払っては酒に代えてしまったこともあった。もっとも前者の方は計....
三国志」より 著者:吉川英治
越しを賜わったついでに、ぜひご一覧に供えて、教えを仰ぎたい古書があります。重代の稀書だそうです。ひとつご覧くださいませぬか」 彼の好学をそそって、ついに閣の上....