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「程朱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

程朱の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
を喰うのみならず、退学を命ぜられるのである。寛政年間、桑名の楽翁が当局中に漢学は程朱の主義に従うべきものと一般に規定せられてから、私の藩などでは殊にそれを遵奉し....
雪の宿り」より 著者:神西清
た。その中には相国寺のあの桃源|瑞仙さまの、まだお若い姿も見えましたが、この方は程朱の学問とやらの方では、一慶さま一のお弟子であったと伺っております。 このお....
埋もれた日本」より 著者:和辻哲郎
表するに足りるであろう。彼の眼界は、日本、シナ、インドの全体にわたり、仏教哲学、程朱の学、日本の古典などにすべて通じている。著書も多く、当時の学問の集大成の観が....
私本太平記」より 著者:吉川英治
「近年、堂上を風靡していると聞く異国の新しい学説の書だ。いわゆる宋学と申すもの。程朱の新説とか、温公の通鑑などを読まぬものは、頭のふるい古公卿じゃといわるるそう....