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「税所敦子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

税所敦子の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
友人」より 著者:上村松園
、日本の古い物語や歴史のなかの人物である。 小野小町、清少納言、紫式部、亀遊、税所敦子――そのほかいくらでもある。 楊貴妃、西太后……数えればきりがない。 ....
南国太平記」より 著者:直木三十五
さえ下げなかった。廊下で坊主が、お叩頭をしても、それから、御病間へ入って、乳母の税所敦子が、血走る眼で、目礼をしても、左源太は、鋭く光る眼で、睨みつけたまま、哲....
朱絃舎浜子」より 著者:長谷川時雨
十郎氏令嬢の、実子《じつこ》と扶貴子《ふきこ》が、浜子とあまりちがわない年齢で、税所敦子《さいしょあつこ》――宮中女官|楓《かえで》の内侍《ないし》――の作詞を....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
過しました。人から贈られた書簡ばかりを集めて置いたので、古いところでは福羽美静、税所敦子、小池直子、松の門三艸子、橘東世子、松波資之、小出粲、中村秋香、賀古鶴所....
画筆に生きる五十年」より 著者:上村松園
古美術品展出品(三等銅牌) 同 三十九年 「柳桜」新古美術品展出品(三等銅牌)「税所敦子孝養図」 同 四十年 「花のにぎはひ」北陸絵画共進会出品(一等賞)「虫....
孟母断機」より 著者:上村松園
この話が出たので、いたく刺戟されて筆を執ったものであるが、これは「遊女亀遊」や「税所敦子孝養図」などと、一脈相通ずる、わたくしの教訓画として、今もって懐かしい作....
税所敦子孝養図」より 著者:上村松園
よのめぐみなりけり まことに、いい歌であると思ったわたくしは、その歌の作者が、税所敦子女史であることを知って、はたと画材をつかんだのである。 近代女流歌人と....