種も仕掛けもない[語句情報] » 種も仕掛けもない

「種も仕掛けもない〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

種も仕掛けもないの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
り潰す。火箸を糸のように曲げる。にぎり拳で板へ五寸釘を打ちこむ。それを歯で抜く、種も仕掛けもない。力ひとつなのである。肩や腕の肉が、瘤《こぶ》のように盛り上る。....
港の妖婦」より 著者:田中貢太郎
目ですよ、私の奇術を見せましょうか) と云うのじゃないですか、私は腹が立つし、種も仕掛けもない手ぶらの老人が、気の利いたことができるものか、何かやらして、気の....