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種俵
「種俵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
出代りて此処に小梅の茶見世かな 涅槃繪の下に物縫ふ比丘尼哉 曇る日や深く沈みし
種俵 衣桁にも這ふ蚕に宮の御笑ひ 行雁や射よげに飛んで那須の原 あちこちと鶯飛ぶ....
「郷愁の詩人 与謝蕪村」より 著者:萩原朔太郎
っている。次の句も類想であり、いずれ優劣のない佳句である。 よもすがら音なき雨や
種俵《たねだわら》 うぐひすや家内|揃《そろ》ふて飯時分《めしじぶん》 春の日....