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種壺
「種壺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
種壺の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
、きっとうまくゆこう。」 馬上の上人はこういって微笑する。喜海と呼ばれた若者は
種壺を抱えて、馬のしりえに引き添って、「さあ、よろしゅうございます」と、いかにも....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
の名を負うもので最も有名なのは「伊賀焼」であります。茶の湯では、そこで出来た昔の
種壺を水差などに用いて珍重しました。大体飾りのない、素地の荒い焼物で、そこに雅致....
「民芸とは何か」より 著者:柳宗悦
の貧しい人々がつかう飯碗でした。あの水指や花瓶も、もとはあるいは塩壺とかあるいは
種壺とかであったのです。 それ等のことごとくが元来は実用品で、全くの民藝品でし....